うさぎは何を食べる?うさぎに餌を与える方法や注意点まとめ
モフモフした触り心地と、可愛らしい見た目、飽きない動作などから大人気なペットが「うさぎ」ですね。
見ているだけで癒されると話題を呼び、昔に比べてペットとして飼育する人が増えてきた関係もあって、餌の種類も増えてきました。
そんなうさぎを飼育する際、増えてきた餌の中から何を与え続けるべきなのか、悩んでいる人は多いもの。
うさぎは人間と同じように、どんな餌を与えるかによって健康状態が変わってくるため、飼い主はうさぎの餌を真剣に考えなければいけません。
ここでは、うさぎにはどんな餌を与えるべきかや、餌を与える際の注意点について紹介していきます。
1.うさぎにはどんな餌を与えるべき?
うさぎをペットとして家族に迎え入れる人が増えてきたこともあり、市販されている餌の種類は増えて続けています。
飼い主にとっては選ぶ楽しさがある反面、何を与えたら良いのか分からないと悩みの種にもなっているのです。
まずは、うさぎの餌にはどんな種類があるのか、その特徴も併せて見ていきますね。
@ 主食となるペレット
うさぎの人工飼料として、人気が高いのが「ペレット」です。
固形の総合栄養食であり、うさぎに必要な栄養素は全て入っているため、うさぎの餌として与えるべきと言われています。
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年齢や品種により、様々なペレットが各社から販売されているので、飼っているうさぎに合うペレットを選ぶようにしてください。
基本的にうさぎの餌として考えたいのは、ここで取り上げたペレットです。
ですから、ペットショップで購入したうさぎが、お店で食べていたペレットをその後も与え続けることになるでしょう。
A 病気の予防に繋がる牧草
うさぎの餌として、ペレットに次いで重要と考えられるのが「牧草」です。
ペレットに比べて繊維質が豊富な牧草は、病気の予防にも繋がる重要な食べ物。
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牧草には、イネ科を代表する「チモシー牧草」と、マメ科を代表する「アルファルファ牧草」の2種類があります。
一般的に成長期はアルファルファ牧草を食べるのが良いとされていますが、明確な基準というものが設定されている訳ではありません。
ですからどちらの牧草でも、うさぎは好んで食べてくれるでしょう。
ただし同じ牧草ばかりを与えるのでなく、季節に応じて旬な牧草も与えるとうさぎはより健康的になります。
B 野菜や果物、穀類
ペットショップに行くと、穀類などが販売されていますが、こちらはおやつという位置づけです。
またイメージとしてうさぎは人参やキャベツなど野菜を良く食べると思われていますが、まさにその通りでうさぎの大好物!
だからといって、そればかりを与え続けると、栄養に偏りが生じ、主食となるペレットを食べてくれなくなります。
うさぎがカワイイからといって、野菜類ばかりを与えるのは、結果的にうさぎに悪影響を及ぼすことを忘れないでください。
野菜や果物、穀類は好んで食べてくれますが、あくまでもおやつですから注意しましょう。
このことから、うさぎを飼育する際に与える餌は、ペレットを中心として時々牧草、おやつに野菜類という風に考えておくべきです。
ただし、これらはうさぎの成長過程によって配分が変わるので注意してくださいね(後の章で取り上げます)。
2.うさぎに餌を与える量はどれくらい?
うさぎの主食となる餌について取り上げましたが、ここで疑問に感じるのは「どのぐらいの量を与えるべきか?」という点ですね。
うさぎの健康は餌の種類や量に大きく左右されるので、飼い主としては神経質になっておきたい点でもあります。
では、うさぎに餌を与える際、量はどれぐらいが良いのでしょうか?
@ 子供うさぎに与えるべき餌の量
うさぎは、生後6か月までは子供という扱いになるので、生後6か月までは以下の量を意識しながら与えてください。
- ペレット:1日2回。確実に食べきれる量を与える
- 牧草:チモシー牧草を食べ放題の状態にしておく
- おやつ:果物以外なら少量与えても大丈夫
- サプリメント:1日1回1錠を厳守
子供うさぎは、成長期となるのでたくさん食べて早く丈夫にする必要があります。
そのため、ペレット中心の食生活になるため、おやつなどを与えすぎないようにしてください。
ペレットを与える量が少ないと、成長が遅くなり病気になりやすいなどデメリットが多くなるでしょう。
A 大人のうさぎに与える餌の量
生後6か月を過ぎ、成長がひと段落した大人うさぎには、以下の量を与えてください。
- ペレット:1日2回。餌の量は体重の5%を目安にする
- 牧草:チモシー牧草を食べ放題にする
- おやつ:少量を与える。ペレットを残すならおやつの量を減らす
- サプリメント:1日1回2錠を厳守
大人のうさぎになると、ペレットの量は少し減り、牧草を中心とした食生活に変化していきます。
体の状態を維持するための食事になるので、子供の頃とは餌の量の目安が変わっていく点に注意してください。
まとめ
ここでは、うさぎにはどんな餌を与えるべきかや、餌を与える際の注意点について紹介していきました。
うさぎの主食はペレットと牧草であり、野菜や果物などはおやつという位置づけにすることが大切です。
飼育する際は、うさぎの年齢に応じて与える餌の量を調節する必要があります。
飼い主の意識によって、うさぎの健康状態が変化するので、この点を忘れないようにしましょう。
引き続き、「小動物・ペットの飼育方法」を紹介していきます↓
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